山に備えて

山登りに行くことになった。そんなことに慣れていない初心者にも関わらず、だ。本来ならいろいろと研鑚を積んでから行くべきなのだろうが時間が無い、今日は慣れるために近所の山っぽいところに行くことにした。ただし山は山でも喫茶マウンテン、大盛りとまずさで有名な迷店だ。以前CDを聞いたりしたこともある。


そんなわけで練習も

こんな感じだ。
なぜかコピー屋さんでだされるジャンボカキ氷。今回選んだうじ茶シロップはこの氷の山の下にある。見た目通り氷はよく研いてありふわふわで、そのままでも結構いける。
普通サイズならば、だが。


シロップを掘り出してかけては食べ、かけては食べ、これって何年分のカキ氷なんだろうな、とかぼんやり考えつつもくもくとスプーンを進めるも山は依然としてそびえたつまま。同時刻くらいに入ったお客さんが普通サイズをゆっくり食して帰るころ、こちらのテーブルはこんな惨状。

うん、済まない、見目麗しく無いんだ。緑一色。字面はかなりそそられるけれど、実際目にすると食指が動かない。その上既に普通サイズの五倍超は胃に収めた後なだけあってこの時はリタイアも覚悟した。
しかし、その後は憂鬱になりながらもだらだらとスプーンを動かして18分で完食。普通の味でも大盛りはこんなにきつい。喫茶マウンテンではどうなることやら。