すけすけワイシャツ〜
メール更新できない間ちょっとふざけて書いた下書きを出してみる。
想像してください。
ある晴れた夏の日。
街を制服姿で歩く女子こう生。*1
突然の夕立。
傘も無く、建物の蔭にも逃げ遅れ、濡れる彼女ら。
あなたは思う。
なんで白い服は水に濡れるだけであんなにも透けるようになるのかと。
これは私の友人らとたっぷり二十分は議論して出た仮説である。
まず、濡れると服が肌にぴったりとくっつくようになるからだと思う方もいるだろう。
しかし実際に白い服を着て肌に押しつけてみるとわかるがさほど、というよりむしろ全然透けない。
まあ、実際それぐらいで透けるようでは女子こう生*2の夏服が白くなったりはしないだろう。
と、いうわけでこの仮説は却下。
そこで我々がだした考察はこうだ。以下、肌と服とが平らでぴったりとくっついているモデルを使って説明する。
まず、服が濡れていない状態。
(fig.1)
光は服の中でも外でも空気中を進むことになる。よって光は外と服の境目でも屈折することはない。服に対し垂直、またはそれに近い角度で入った光は服の中を余り通らないため繊維に邪魔されず肌の色を眼に届けるが、そうでない光は長い距離を服の中で過ごすためより多く繊維に邪魔され、減衰してしまう。
しかし服が水で濡れると、服は水の層として捉えることができる。
(fig.2)
すると、角度をつけて外から服に入って来た光も、水のおかげで屈折し、服の中を通ることが少なくなる。おかげでより多くの光が我々の目を楽しませるために使われる、というわけだ。
この考察を確かめるために、あくまで学術的興味として、女子こう生*3に薄く、粗い目の白い生地の服を着せ、水*4をかけたもの、エチレングリコール*5をかけたもの、油*6をかけたものの三種を準備してどれが一番透けているか対比してみたい。
追記
http://www.hirax.net/diaryweb/2008/01/21.html#6854にてより正確な解説をしていただきました。ありがとうございます。
追記 2008/10/28
いまだに人気記事な事におどろいた。「すけすけ」「体育着」で検索トップだという事にも。
真面目に解説記事から飛んで来た方には申し訳ないが
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