安田講堂1968ー1969

安田講堂 1968‐1969 (中公新書)

安田講堂 1968‐1969 (中公新書)


安田講堂事件の学生側当事者が語る証言。
生々しく、重い。
ただし一方からの視点のみゆえ

東大落城―安田講堂攻防七十二時間

東大落城―安田講堂攻防七十二時間

と同じく中立的とは思いづらい。


大学教育に絶望し、本気で改革を目指して無謀だとわかっていながら闘い抜いていた青年達に深い共感。
東大落城を読んだ時に感じた警備側の不備を学生側もつっこんでいたりして少し愉快。


結局今も教育は変わって無い希ガス