光文社ペーパーバックってひどくね?
光文社ペーパーバックスというものがある。
日本ではめずらしいカバーが無い本だから書店で目を止めた方も多いと思われる。
ペーパーバックが普及してより安く本が読めるようになるのは歓迎で、是非他の出版社も真似して欲しいが、このペーパーバックスの方針だけは勘弁したい。
その方針とは、「四重並列表記」。
日本語は非常に特殊で、漢字、カタカナ、ひらがなの三重並列表記をしている、よりこの利点を活かしEnglishも交えた表記にしたい、という理屈はまあいい。
本文を立ち読みしてみたが、とても読めたものではない。
まるで写植photosettingミスのようにこんな風にlike this英語が混入するのだ。
光文社コウブンシャこうぶんしゃの中の人は考えてみて欲しい、日本語ニホンゴにほんごの三重サンジュウさんじゅう表記は同じものを重ねているかどうかを。
英単語を入れたければ素直にそれだけいれればよい。
訳があるとかえって読みづらい。
方針自体はおもしろいので表記が修正されたbetterな版がでることを祈る。