また自転車で転けた。その顛末。

ま〜た一人で事故りやがった。他人事のようだけれどなんだかもはや定期行事なんだから仕方ない。
どうも障害を避ける時にハンドルを切りすぎな気がするけど、飛び出してきた人を轢かないようにする時にすれすれを行こうなんて考えられない。ちくしょうどうしろと。
まあこれだけなら飛びだしてきたおっさんを怒鳴りつけるなり何なりして休憩して一見落着。だが、今日は違った。路傍にて何度ガードレールにぶつかってもたいしてゆがまないCROSS3000のホイールに感心していると、現場にいた方が救急と警察呼んだ事を告げる声が。この東京砂漠でそんな親切をして下さるとはありがたい、けど、僕にとってはどうでもいいし被害者寸前の人*1ももう立ち去ってる。さらにはその人、救急警察呼ぶだけ呼んで帰ってしまった。ああ、帰りたい。帰れない。


十分もせずに救急の方到着。現場に一人たたずむ僕に事故にあった者はどこに居るのか確認する。僕だと答え、頭等打ってない件を伝え、擦り傷だけ見せると安堵と拍子抜けのご様子。本当にすみません。一応血圧とか脈を測りながら近辺の病院の連絡先を教えてもらって帰っていただいた。ごめんなさいごめんなさい。


三十分は待っただろうか、もう打撲の痛みもずいぶん薄れてきた頃に警官一人到着。ただただ面倒だし被害者もいないので事故扱いにしないですぐ終わる、はずだったのにあとからあとからぞろぞろと5,6人来て図面とかとってる。どうも一人が指示しては何か報告させていて新人研修みたいな妙な雰囲気だった。さらには僕の言葉はほぼ逐一無線で「『申されて』いる」と報告してた。……商社とか目指さなくて良かったね、新人さん。とか何とか思いつつも氏名年齢住所所属それに本籍(!)まで確認され人定も取れて晴れて「帰っていいよ」の言葉が出たのは事故ってから1.5時間後だった。どっと疲れた。こちらもお騒がせして申し訳なくはある。本当に人身事故おこしてたらどんな態度だったのだろうか気になるが。




まあこんな事があったので皆さんが事故をみかけた時、本人に意識とかあるなら救急を呼ぶのを少しためらってもいいし、もし呼んだなら呼んだで到着までちょっとだけいてもらえるとすごく助かる、とだけ思いだしてもらえれば幸いです。

*1:飛び出てきた人……僕が何か言う前に謝られて、無事を確認するなり消えた。まあお互いピンピンしてたけど……。