紀伊國屋での陳列を見て

今まで我慢しつつ見て見ぬふりをしていたが、あの陳列はひどい。何に不満かというと、ゲームシナリオの書き方本をプログラミング棚に置くこと*1に対してである。
まずそもそもプログラミングとは、コンピュータに対する命令をなんらかの形で書くことであるはずだ。シナリオを書くことのどこがプログラミングなのか。あの棚に置いた責任者の頭の中ではきっと、コンピュータはシナリオを読んで役者のように演じてくれる、と信じているのだろう。その人にはもう少し現実を見ていただきたい。
適当な棚が無い、という言い訳も通用しない。シナリオ書き方指南本には適切な棚が既に他にある。文学関係の棚だ。背表紙を眺めると作家論や作品論の中に小説書き方指南本がある。そこにシナリオ書き方指南が入ってはいけない理由があろうか。
もし万が一これを読んでいる方が書店関係者ならば、是非とも改めて欲しい。




あ、そうそう。空いた棚スペースには、動物本いれると喜びますよ、貧乏学生が。

*1:紀伊國屋に限らず多く見られるが、紀伊國屋で平積みしているのを見たのでこのエントリが出来た。