BUSHIDO The Soul of Japan

id:kudzu_naoki:20061201の講座で気になって読む。
きちんとは読み終わらないが、図書館の返却期限がきてしまった。
連続して借りるのもなんだかな。

英文版 武士道 - Bushido: The Soul of Japan

言わずと知れた5000円札の肖像の男、新渡戸稲造が病床にて口述筆記した、日本の精神を紹介した本。
武士道を武士のみにあるものでないとしながら、戦国武将の例をよく出し、さらには西洋のthe days of feudalism*1も引き合いに出している。
1900年だから出せたのだろう。もしも今出版されていたら、ナショナリスズムだと相当叩かれていたのではないだろうか。
当時も批判が無かったわけではないらしいが、時代の違いを感じざるを得ない。

今まで出会った外国の日本観は直接的に、あるいは間接的に少しはこの本の影響を受けているように思える。
外国人の日本イメージを得るためにも、海外に出る日本人は読んでおいて損は無いだろう。

*1:戦国時代、でいいのかな